今、アンドロイドスマホを使っていて、iPhoneに乗り換えたいと思っている方も多いと思います。
お得なキャンペーンでの勧誘も見られます。
しかし、乗り換えに当たってはいろいろと煩わしいこともあったりして、そうすんなり進まないようです。実際に遭遇した事項も含めて紹介します。
乗り換えようと思ったきっかけは1通のキャンペーンはがき
私の友人のところに1通のはがきが届きました。
そのはがきはある家電量販店からで、アンドロイドスマホから最新のiPhoneに無料で乗り換えられるという内容でした。
友人はあまりスマホについて詳しくないので、私に相談してきました。
友人は、出来れば乗り換えたい気持ちです。
乗り換えるとなると電話番号は引き続き使えるものの、データ類の移行、メールアドレスをどうするかなど、心配なことがあります。
まずは友人に付き添って、ハガキを持ってその家電量販店に出向きました。
量販店での説明でいくつもの課題が
家電量販店のカウンターで説明を聞くと、いくつものクリアすべきことがあることがわかりました。
友人の現有スマホはdocomoなので、メールアドレスが変わってしまう。
このことは、友人知人のみならず、すでに携帯メールアドレスとして会員サイトや公共機関など登録先への切り替え手続きが必要になってきます。
どれだけの件数があるのか、リストアップしてから判断することが必要です。
2.現有スマホの契約期間がまだ8ヶ月残っている。
今回のキャンペーンでは、現有スマホ契約の途中解除に伴うdocomoへの費用発生の保証はしてくれません。
かなりの出費になります。
3.データ類の移行は有料になる
お店に頼んだ場合、この作業のサービスはありません。
このことについては、ネット上で検索すれば方法は見つけられます。
4.アプリの移行はできない。
OSが違うので、当然と言えば当然です。
改めてApp Storeからダウンロードして対処です。
主な所は以上です。
3、4はクリアできますが、1と2は難題です。
結果は「無理をしない」に
結局1によるメールアドレス変更の必要性と、2のdocomoの契約期間残りの理由で、アンドロイドスマホからiPhoneへの乗り換えは諦めることになりました。
携帯電話業界ではどこのキャリアも他から自分のところに顧客を取り込みたいはずです。
しかし今回のような問題点をクリアして解決策を提示しない限り、アンドロイド-iPhone間に限らず顧客の取り込みには大きな障壁があると言っていいでしょう。
顧客の側は、現有スマホと同じキャリアでお得なキャンペーンがあったら、見逃さずに確認してみることです。
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実は、私のところにも家電量販店から、現有iPhoneを下取りにして最新機種のiPhone XRが無料で入手できるキャンペーンメールが届きました。
喜び勇んで量販店でそのメール画面を示して聞いたところ、iPhone7以降の機種が下取りの対象とのことでした。
私のiPhoneは6S Plusなので、残念ながら対象外です。
ではどうしてこのメールが送られてきたのか、店のスタッフに聞いてみると、メールアドレスを登録している顧客すべてに送っているとのことでした。
いい加減と言えばいい加減、仕方がないと言えば仕方がない、と思った次第です。
それにしてもスマホの乗り換えはまだまだ課題があり、すんなりいかないことを改めて感じました。