若者だけでなく中年、さらにはシニアまで、メッセージ交換などの交流手段としてLINEが日常の生活の中に普及してきています。
LINEの名前について、実際に知り合いの仲であっても、時には誰だろうとすぐにはわからないつけ方をしている人に出くわすことがあります。
LINEの名前は本名やイニシャルを漢字、ローマ字、ひらがな、カタカナなどで各自思い思いの名前をつける自由度がありますが、どんなつけ方が望ましいのでしょう?
望ましいつけ方について紹介します。
こんなにあるLINEの名前のつけ方
私のLINEの中にある友だちの名前を改めて確認してみました。
漢字で姓名(本名)
漢字で姓+カタカナで名
漢字で姓のみ
漢字で名のみ
ひらがなで姓名(本名)
ひらがなで名のみ
ひらがなでニックネーム
カタカナで姓名(本名)
カタカナでニックネーム
カタカナでニックネーム+漢字で姓
ローマ字で姓名
ローマ字で名のみ
ローマ字でイニシャル
なんと、13通りもあります!
ちなみに私は姓名(本名)を漢字で登録しています。
なぜ名前のつけ方にこんなにも種類が多い?
LINEの名前の登録に明確な規則はなく自由なだけに、それぞれがそれぞれの思いのもと、つけたのでしょう。
対面での1対1なら本名を名乗り、やがて親しくなるにつれて下の名前とかニックネームで呼びあうようになります。
一般にネットは怖いという先入観を年齢が上に行くほど持っています。
ですから、明確に本名を名乗りたくない心理が働き、ローマ字で名のみやイニシャルで登録する人も出てくるのです。
本名を名乗ることに抵抗感があるのは、理解できなくもありません。
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何のために名前を登録するの?
LINEではそもそも何のために名前を登録するのでしょうか?
もちろん相手に自分だとわかってもらうためです。
しかも不特定多数も対象にするFacebookなどと違って、LINEの場合は基本的に知っている人、交流したい人とのみつながるためにお互いを友だちとして登録し合います。
そうであるなら、SNSは何となく怖いということは当てはまりにくくなります。
知っている人でも姓はわかるが、名までは知らないこともあります。
その場合は、最低限姓はわかるようにしておいた方がいいと思われます。
同じ姓の人が多い場合は、姓名で登録した方が相手にとってわかりやすいでしょう。
LINEは原則として1つしかアカウントを持てないので、自分の用途をよく考えて、名前をどうするか決めたいですね。
名前のつけ方を使い分ける
LINEを本当に親しい狭い範囲での交流にしか使わないのなら、どんな名前をつけてもOKですね。
むしろニックネームの方が親しみがわいていいかもしれません。
プライベートでも目上の人や、それほど親しくないけれど大切な人とも交流するのであれば、ニックネームは避けた方が無難です。
プライベートもビジネスも含む交流なら、姓名を漢字でしっかりと登録した方が分かりやすく好感が持てます。
ニックネームだと軽く見られてしまいます。
漢字(姓)+ひらがな(名)の組み合わせなども、相手に柔らかい感じを与えていいかもしれません。
自分が恥ずかしいからとかSNSは怖いからとか自分の都合だけで決めるのではなく、交流する人(相手)にとってどうなのかを考えて名前をつけましょう。
それぞれの状況に合わせて選択することが大切です。
相手から友だち申請があっても、少なくとも付き合いたくない人やほとんど交流のない人とはLINE友だちになる必要はないのですから。