発想・思考

良い習慣を身につけるために継続よりも大切なこととは?

発想・思考

何かをする場合、一回きりで終わることと毎日のように続けていくことの2種類があります。
「人生は習慣で出来ている」とも言われますが、後者の場合まさに習慣化が成果を出すカギだと言ってもいいでしょう。

習慣と言えば、朝起きて歯を磨く、顔を洗う、決まった道を通って仕事や学校に行くなど、ほぼ無意識にやっている習慣が日々の行動のうち半分近くを占めているそうです。
新しいことをこの習慣のようにやることが出来れば、その習慣は人生を良い方向に持っていく心強い味方となってくれます。
ではどうすれば、その価値ある良い習慣を身につけることができるでしょう?

良い習慣を身につけるのに継続は必要か?

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「継続は力なり」という言葉もあるように、継続は素晴らしいことです。

ただ、最終的に成果を得るためには、初めから継続することを目標のようにして取り組む必要はありません。

何か習い事を始めたけれど、なかなか上達できず、継続できないで諦めてしまったという経験はありませんか?

その時、何が原因か分析してみたでしょうか?

その習い事自体は気に入っていて、是非マスターしたいと思っていたけれど、途中で挫折してやめてしまった。

原因として考えられることは、

・練習の仕方が自分に合っていなかった。
・先生がよくなかった。
・一緒に取り組んでいた人とうまくいかなかった。
・練習する時間を十分に確保できなかった。

などかもしれません。

同じことを教えている他の教室やクラブを探してみると、自分にぴったりのところが見つかるかもしれません。

起床時間や日々やっていることの優先順位を変えるなど自分の行動を整理したり変えてみると、時間の確保のやりくりができたかもしれません。

要は、これまでのやり方でうまくいかず継続できなかったとしても、本当にそのことをやりたい、マスターしたいと思っているならば、諦めてやめてしまわないことです。

そのために、ある方法でうまくいかなかったとしても、あの手この手を考えてとにかくやめてしまわないことが大切です。

松下幸之助さんも本田宗一郎さんも成功の秘訣について
「成功するまであきらめない」
ということを述べています。

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あきらめないためのやり方

大抵の人は意志が弱いものです。

ですから、意志の力で頑張ろうとしても困難に遭遇するとやめてしまいます。

最初からトップスピードで走ってしまうと、パニックになります。
スモールステップで始めましょう。

ジョギングをする場合、初めての人はいきなり毎日30分走ろうとか10キロ走ろうなどの計画を立てては、疲れ切り、体を壊してすぐにやめる羽目になります。

以前、ある講習会に参加した時のことです。

その時の講師はトライアスロンにも出ている走り達者な人でした。

もともとは走ることが大の苦手だったそうです。
しかし、走れるようになったらいいなあと走り上手な人を羨ましく思っていました。

そこで、走ることを決めた時に最初にしたことは、ランニング用の靴と服を揃えることでした。

次に、それらを身に着けて家の玄関を出るところまででした。

その次に一歩二歩と歩くこと、ウォーキングから始めました。

さらに、ゆっくりと数百メートルをジョギング。

このようにして挫折しないようにスモールステップを続けるうちに、見える景色もだんだん変わってきて、いつの間にかトライアスロンを楽しむまでになったそうです。

壮大な建物も、一つ一つのレンガを積み続けることで完成します。

自分にとって無理のない小さな行動を積み重ねることで、あきらめることなくそれが習慣化して、やがて気が付くと大きな成果を得られるまでに人生が変わっていきます。

早々に諦めることのないようどんな方法があるのかを考えて、小さな一歩から始めましょう!

インタレスト
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