発想・思考

定年後をどう生きるか、「生きがい」を感じる過ごし方をしませんか!

発想・思考

人生100年時代と言われ始めている現在、定年後をどう過ごすかは大きな課題です。

定年が65歳に引き上げられつつあり、実際に60歳から64歳までの就業率は2018年で69%にのぼっています。

65歳から100歳までをどう生きるか、これからの人もすでにその年代の人も、一度立ち止まって考えてみませんか?

定年後を生きるのに必要かつ大切なこと

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定年になったら夫婦で旅行をしたり趣味を楽しんだりして悠々自適で暮らしたい、というのが多くの人にとっての一昔前の考え方であり、願望でした。

残念ながら、このような暮らしを実現できる人は一握りになっています。

さらに6月3日には金融審議会が「高齢社会における資産形成・管理」という報告書を発表しています。

その中身は驚くことに、

・95歳まで生きるには夫婦で2000万円の蓄えが必要
・現役時代から「積み立てNISA」や「iDeDo」などで資産形成を

などとなっているのです。

かつて「年金100年安心プラン」をうたい得意がっていた政府・与党がよく言えるよと思います。

この件は別の機会に検討することにします。

とにかく、定年後100歳まで生きることを前提に考えると、必要なことは何かです。

まず「健康」に生きることを目指しましょう。

次に生活を支える「お金」です。

2000万円が必要かは別にして、夫婦合わせた年金額で暮らすとしたら、許容できる生活レベルを維持できるかです。

蓄えがあるのならそれも考慮に入れます。

最近政府は希望者には70歳まで働けるよう企業に求めています。

お金についてはいろいろな対応が考えられますが、ここではこれ以上触れないことにします。

最後に、人間として生きていく上で最も大切と思うのですが、「生きがい」を持って生きるということです。

人はどんな時に、何をすれば生きがいを感じるでしょうか?
・自分が成長する
・人の役に立つ
・周りが笑顔になる
などいろいろあります。

何をしていてもこれらがあれば、自分は生きていると歓びを感じることができます。

この「生きがい」と「お金」や「健康」が結び付けば、いうことありません。

パートやアルバイトをしていても、自分の行動でお客様が笑顔になったり同僚の助けになったり、社会に役立つ働きをしていれば、生きがいを感じます。

ただ工数をこなしているだけの作業では、その分収入はあるものの、「あゞ、今日も疲れた」で終わってしまい、貴重な時間の無駄遣いになりかねません。

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生きがいを感じられる具体的なことってどんなこと

まず普通に考えると、シルバー人材センターやボランティアがあります。

シルバー人材センター

市町村のシルバー人材センターでは、健康で働く意欲のある60歳以上のシニアに対し、多種多様な職種を用意しています。

例えば小中学生に勉強を教える、市民にパソコンを教える、庭木の剪定をする、公園の清掃その他数多くの求人があります。

すべて他の人の役に立つことばかりで、会社の仕事しか知らなかった人でもきっと生きがいを感じる時間を過ごせるでしょう。

しかも高くはないものの、なにがしかの報酬が手に入ります。

私がよく行く公園でも、公園内の道やトイレの清掃をしている人に良く出会い、挨拶を交わします。

ボランティア

ボランティアについては身近なものとしては、ケアホームなど高齢者向け施設での活動があります。

月に一度とか訪問して音楽(楽器演奏、歌)、傾聴、囲碁や将棋の相手など趣味を生かした活動です。

私は友人たちとグループで楽器に合わせて歌ってもらう活動をしたことがあります。

懐かしい童謡、唱歌や歌謡曲を楽しそうに歌っていた人たちの顔が今も目に浮かびます。

地区の行政に確認すればいろいろあります。

他にボランティアと言えば、被災地訪問がありますが、定年後のシニアとしては体力と相談して参加する必要があります。

また、これは突発的に起きることなので、通常のボランティアとは別物です。

ずっとやりたかったことをやる

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現役時代は仕事に追われて時間がなかったけれど、定年になったらぜひやってみたいという夢を抱き続けている人もいます。

資格を取って自分で開業する、日本の名山をめぐる、特定の学問を学びなおす、趣味を極める、地方へ移住するなど、夢にチャレンジしたいと思い続けてきた人たちです。

このような場合は、是非夢に向かって行動していただきたいと思います。

何もしないで夢だけで終わってしまうと、最後の時にきっと後悔が待っています。

私の先輩は現役の時から時間を作って少しずつ日本百名山に挑戦していました。

定年で時間が出来たら是非行けるところまで行きたいと張り切っていましたが、どこまで達成できたかは確認していません。

さいごに

もしあなたが定年になって健康で生き方を決めていないのなら、是非上にあげたような社会参加をして生きていると実感できる生き方を実現してみましょう。

やりたいことがあるのなら、果敢にチャレンジしましょう。

結果はともかくチャレンジしたことによって、後悔することはなくなります。

インタレスト
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