筑波大学教授の大澤良が強制わいせつの疑いで逮捕されました。大学内で4月から9月まで数回に渡って女性の胸をさわる容疑です。取り調べに対して容疑者は強制的わいせつ行為を否認しています。被害者の女性は大学当局にも訴えを出したもののらちがあかないので警察に相談し被害届を提出しました。
被害者女性の人となりや一連の対応を本人の激白内容から明らかにしていきます。
筑波大教授大澤良強制わいせつ事件の概要
引用元:NHK NEWS WEB
先月、警察署を訪れた女性からの相談を受けて捜査を進めた結果、7日逮捕しました。
調べに対し、「強制的にわいせつな行為をした認識はない」と容疑を否認しているということです。
教授が逮捕されたことを受けて筑波大学は記者会見を開き、加藤和彦副学長が「本学の教員が逮捕されたことは誠に遺憾です。大学として事態を極めて重く受け止めている。大変申し訳けありません」と陳謝しました。
大学内で解決を図ることができず、警察に逮捕されて初めて大学として謝ることになったことから、大学の体質が透けて見えます。大学は加害者が教授、被害者が学生だと教授のことを考えて学生を積極的に守ろうとしないのですね。結果的に逮捕者が出てから謝罪することになる。
大澤良容疑者のFacebook
大澤良容疑者のFacebookのプロフィール写真です。2012年ごろの山登りのお気に入りスナップ写真が貼ってあります。
自己紹介として学校の学歴、勤務歴が載っています。
杉並区出身で都立西高から筑波大学、東京農工大学に学び、筑波大学教員と進み現在大学院教授であることがわかります。自宅はつくば市です。
投稿はほとんどなく、写真が数枚載っています。
大澤良の家族の写真
長女らしい晴れ着姿の女性が写っています。成人式の日に自宅玄関先で撮った写真でしょうか?真ん中の女性はまだあどけなさが残っていて次女でしょうか。二人の娘さんにとって自慢の父親だったに違いありません。被害者のツイートでも家族仲がいい羨ましい家庭と言っています。幸せそうです。
この幸せを自ら壊すようなことをした大澤良容疑者の今の胸中には後悔しか浮かんでこないでしょう。家族が可哀想です。
筑波大教授大澤良容疑者の被害者女性とは?名前は?
大澤良容疑者から強制わいせつ行為を受けた被害者は筑波大学大学院3年の後期博士課程に在学のツイッター名「うぃろう」さん(アカウント名:@uirou95)とおっしゃる女性です。実名は事件の性質上明らかになっていません。
同大学教授の大澤良容疑者を指導教官と仰いで研究を続けてきた女性です。ツイッターのつぶやきから明るく可愛い女性であることが見とれます。
被害者うぃろうさんのツイート
ただ、セクハラで裏切られるだけでなく、容疑の否認までされるとはまじで思わなかった……
うぃろうさんは尊敬していた教授に裏切られ、容疑の否認までするとはと失意の心内を打ち明けています。
深刻な事件なのにユーモアを感じさせつつ警察の対応に感謝しています。
実は、①~④までは全て相談して、熱心に対応外ながら真摯な対応をしてくださったのですが、対象外なのと、やはり大学のシステムがわかりにくく、解決につながらなかったからなんです。
大学のシステムでは限界があって解決に至らず、学外にセクハラの第三者機関の設置を訴えています。
その女子生徒にあたるのがうぃろうになります。
今後被害者がどう動いたらよいのか、参考のために身バレするかもですが、書きます。また拡散のほどよろしくお願いします
強制わいせつ被害者うぃろうさんの悲痛な激白!
大澤良容疑者からセクハラを受けたうぃろうさんのツイッターに投稿した激白長文とその書き起こし文を掲載します。セクハラの始まりから解決のためにいくつもの機関に解決・救助を働きかけたこと、メンタルをやられたこと、なぜ警察に持ち込んだのかの一連のうぃろうさんの行動の流れが赤裸々につづられています。
うぃろうさんの投稿
うぃろうさんの長文投稿の書き起こしを記載します。
おおよそ、ボスの居室という密室で行われ、多い時で一月に半月以上の頻度でセクハラ行為を受けていました。
話か前後しますが証拠は愚痴った裏垢のツイート、その話と一致した内容のボスからきた連絡、それと最後にセクハラ行為ですよね?やめてください。と言ったiPhoneの録音になります。
録音音声内には、指導教官がセクハラ行為を認めており、セクハラ行為と認めていたにも関わらずやっていたことなどありこれが決定的証拠になりました。やめて!とも言えるし、証拠にもなったしすごくよかったです。
うぃろうが頼った順に書くと、
キャンパスセクシャルハラスメント全国ネットワーク(代表の広島大学の北仲先生には大変お世話になりま
した)→弁護士→大学のハラスメント相談部門→ゆうメンタルクリニック(漫画でわかる心療内科のところ)→警察です。
一番頼りになったのは、警察と弁護士と精神科医でした…
つまり、通常セクハラを受けなければメンタルクリニックにもかからなかったし、医療費もかからなかったはずなのに、弁護士雇って指導教官に請求しなきゃならないんだぜ!!!!世の中アホかなって思いました。普通の会社なら労災とか降りるんですかね?!字生でセクハラうけるとまじ糞。
日弁連で基準がありそれに乗っ取る法律事務所だったので以下の様な感じです。
1.弁護士の雇用費20万(これに諸々書類送付代込みで22万支払いました。学生なのでこの価格らしいです。)
法テラスを通せば、18一16万くらいには減ること、口-ンで返す形になりますが、申請に2週間くらいかか
ります。
2.弁護士への報酬金額
300万以下16%
300万以上10%以下になります。
博士3年で卒業も近いこと、指導教官からと言われていたのですが、分野がかなり特殊で指導教官以外できる先生がいなかったことまた、同ラボの他の先生はお前は出来ないコと言っていたぞや、自分以上に指導できるのはいないよーと指導教官から言われており、指導教官以外は見てもらえないのではないかと思っていたこと(半洗脳みたいな感じ)。事態が発覚すれば大事に確実になり、ラボのOBやOG、今いる学生、大型予算をとっているラボだったので雇用されている職員、学生が複数名おり、私が大学側へ言ってしまうことで解雇など迷惑をかけてしまう恐怖感。ずっと指導教官から、博士課程の素質がないこと、かなり未熟であることを指摘されており、ムーンショットなどの大型予算のPMになるような優れた人間を学術の世界からかなり未熟な私が奪っていいのだろうかという恐怖感。
また、私自身、父親との関係が悪く、指導教官と娘さんは親子関係が良好だったこともあり、それを壊してしまう恐怖。
なによりもセクハラを受けている自分を受け入れること、そんな自分を受け入れることができず、現実逃避を繰り返していました。
その結果、メンタルを完全壊し、だいぶ治りましたが研究に関することはなにもできないし、精神的には不安定だし、背後に人が立つことに不安感を覚えるため日常生活はうまく送れないし、博士後期課程3年秋学期何も出来てません。セクハラ受けながら、必死にでも学位と、学位に見合う能力とりたくって我慢して指導を受けてきたけど、結局メンタル崩壊して、今じゃ学位どころじゃないの本当にバカみたいですね。
今後、就活を行ってはいきますが…、指導教官は民間の企業にも顔が広く、博士はコネと運とはいいますがコネも失いましたし、そもそも世間から見たら、どんなセクハラを受けてどんな気持ちで私が刑事告訴したのか伝わらないので、セクハラで訴える地雷女もしくは、D3の秋学期は何もない進捗を生み出さなかったメンタルの弱い女として見られるかもしれません。
指導教官から最後にやめて欲しい旨を伝えた際に、可愛かったから、目身のストレスの捌け口にしていたと言われましたが、そんなことで今後の人生を狂わされたのかもしれないという怒りと、
逮捕くらいにならないと今後、自主退職になり、業界で再就職するのではないかという恐怖感から、11月中句に刑事事件にすることに踏み切りました。
件数、期間が長かったこともあり、11月下旬頃一度聴取をしていただきました。大変親身になってくださ
り、一生懸命日時が特定できるものを探してくださいました。その後、一週間後被害届を提出し、本日逮捕されました。めちゃくちゃスピードか早く、このおかげでだいぶメンタルが安定しました!
弁護士さんから聞いたのですが、通常セクハラによってメンタルの不調というのは、病院側が訴えられる可能性もあることからなかなか診断書には書いてくれないそうです。ただ大手なこともあってか、セクハラによるメンタル不調と訴えていると書いていただけました。ありがとうございます。また、すぐに見ていただけること、チェンジでシステムがあり、自分に合うカウンセラーや医師が選べて個人的にはかなり満足しています。他のメンタルクリニックに行ったことがないのでわかりませんが…
めっちや長くなって申し訳ありません。
ここまで読みづらい文章を読んでくださりありがとうございました。
また、一部ののフォロワーの万々にはご相談や愚痴を聞いていただきありがとうございました。吐き出さなきや多分やばかったです。
今後共々、まだまだ、解決まではこれからですが、ういろうをよろしくお願いします!!!
かなり長文の激白ですが、うぃろうさんが勇気を振り絞ってツイッターに載せたことを感じさせます。いたずらに騒ぎまくって教授である大澤良容疑者を陥れるような人ではないことがわかります。
ほぼ1年間にわたるセクハラを大学に訴えてもなかなか解決の見通しが見えず、徐々にメンタルがやられてきてセクハラ全国ネットワーク、弁護士、精神科医と辿って切羽詰まってやむを得ず警察に届け出ています。
そのステップはキャンパスセクシャルハラスメント全国ネットワーク→弁護士→大学のハラスメント相談部門→メンタルクリニック→警察です。
一番頼りになったのは、警察と弁護士と精神科医だったと言っているので、警察はちゃんと対応してくれたということです。
今後ういろうさんのメンタル面が回復されることと今回の事を克服して是非とも幸せな人生を歩まれることを切にお祈りします。
ツイッターの声
辛かったですね。
つくばは確かに閉鎖的で学内もしくみも外からは分かりにくいから大変だったし不安だったと思います。
僕もラボ時代は病みそうになりました。
ご回復とご多幸をお祈り致します。
同じ筑波大学の医学系ラボでメンタルを病みそうになったOBからの共感、回復とこれからの幸せを祈るリプです。大学や大学院のラボ(研究室)では教授との人間関係でメンタルを病む学生が少なくないことを物語っています。
女性の私でも男性ほ知人や友人の胸など触れないし、許可をとってまで触ろうとしないだろう。
またいくら私が女性とはいえ、友人の女性の胸など触れない。
お前は大学で何故に学生の胸を強制的ではなく触ったのだ。
女性から大澤良容疑者への怒りのツイートです。
一方、逮捕された大澤良先生は立派な国家プロジェクトの代表者。
罪は償うべきだし、人様の人生狂わせてるんだから相応の道義的責任もとるべき。で、このプロジェクト誰が引き継ぐんでしよう…?
学者仲間と思われる人からのツイート。大澤良容疑者の業績は評価するもセクハラ行為への道義的責任を取るべきと今回の事件を惜しむ。進行中のプロジェクトの今後への心配も。晩節を汚すというには早すぎる大澤良容疑者(61)の年齢だが、これまでの積み上げてきた人生をフイにしてしまった。
大学にも失望したよね。
素敵な家族や友人、自分を慕っている生蜃漣、自分を尊敬し信頼する人たちを裏切った。
容疑を認めて心から謝罪して
ほんとうにその通りです。加害者とは被害者の学生、家族、友人、関わりあるすべての人たち、そして自分にも不幸をもたらす存在です。
笹言吝か事細やかにツイードしてくれてますが、本当に大事なことがこれです。
・セクハラされたら日時メモ
・セクハラされたら日時メモ
・セクハラされたら日時メモ
理由→被害届は日時が必須。5WIHのうち「いつ」が最も大事です!
「・セクハラされたら日時メモ」これは被害者うぃろうさんの長文ツイッターでも強調されています。
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