14日午前0時ごろ、中野区沼袋の住宅で火災が発生し、夫婦2人が死亡しました。夫婦の孫の0歳の男の子は、2階のベランダから投げられて下にいた隣の住民伊瀬知浩平さんに受け止められて救助、息子夫婦もベランダから飛び降りて無事でした。
とっさに取った伊瀬知浩平さんの行動に多くの称賛の声が上がっています。
中野区沼袋の住宅火災の概要
東京 中野区で住宅火災 63歳と71歳の夫婦が死亡
14日未明、東京 中野区の住宅で火事があり、この家に住む夫婦が死亡しました。警視庁などが火事の原因を調べています。
14日午前0時半ごろ、東京 中野区沼袋にある2階建ての住宅から「女性の悲鳴が聞こえ、炎が上がっている」などと、近所の人が消防に通報しました。
東京消防庁によりますと、消防車30台が出て消火にあたり、火はおよそ3時間半後に消し止められましたが、住宅およそ60平方メートルが焼けました。
この火事で、住宅に住む、警備会社社員の伊藤司さん(63)と妻の洋子さん(71)が救出されましたが、死亡しました。
また、一緒に暮らす40代の息子と30代の妻、それに0歳の赤ちゃんが煙を吸うなどして病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
引用元:NHK NEWS WEB
この火事で住宅の持ち主の警備会社社員の伊藤司さん(63)と妻の洋子さん(71)は一旦救出されたものの死亡しました。「一緒に暮らす40代の息子と30代の妻、それに0歳の赤ちゃんが煙を吸うなどして病院に搬送されましたが、命に別状はない」と報じています。
伊瀬知浩平さん機転の神対応で赤ちゃん救助!
実はこの40代の息子と30代の妻、特に0歳の赤ちゃんが救助された際に、近所に住む若者の素晴らしい活躍がありました。
伊瀬知浩平さんの赤ちゃん救助の流れ
テレビニュースの画面を引用して赤ちゃん救助の流れを見ていきます。
火災が発生した住宅の2階ベランダで息子夫婦と0歳の孫が助けを求めています。
隣人の伊瀬知浩平さん(24)が自宅から毛布を持って来て「赤ちゃん投げて!」と叫び、赤ちゃんを受け止める体勢を取ります。息子夫婦が赤ちゃんを投げ下ろします。
投げられた赤ちゃんは見事無事に伊瀬知浩平さんに受け止められます。続いて近所の人が布団を持って来てベランダの下に置き、息子夫婦に前に向かって飛び降りるよう促します。妻の方は前に飛べずに下に落ちますが、命に別状はありませんでした。息子も飛び降りて助かりました。
伊瀬知浩平さんの言葉
伊瀬知浩平さんは「火災住宅の2階ベランダに赤ちゃんと息子夫婦が見えたので、いったん自宅に戻って毛布を取ってきた」と話しています。
次に「赤ちゃん投げて!」と叫んで受け取る体勢を取り、投げられた赤ちゃんを無事受け取りました。
伊瀬知浩平さんは落ち着いて対応したかと言えば、「多分その瞬間(赤ちゃんを受け取る時)頭真っ白ですかね」と話しました。必死で夢中になってただただ赤ちゃんを無事受け取ることのみを思って行動したのですね。
受け止められた赤ちゃんを抱いている伊瀬知浩平さんの周りに何人もの人が「大丈夫?大丈夫?」と声を掛け合いました。
ツイッターのみんなの声
伊瀬知浩平さんの必死の行動にツイッターで称賛の声が
伊瀬知浩平さんのとっさの行動に「本当にすごいことだな」と感心しています。お婆ちゃんが息子に「嫁と孫は絶対守れ!」とカッコいい声を掛けたのは素晴らしいです。
伊瀬知浩平さんの「機転の早さ」「行動力」「勇気」を完璧と称賛し、赤ちゃんを助けてくれてありがとうと感謝を述べています。
「絶対受け止めるから、赤ちゃん投げて!」と言った伊瀬知浩平さんに「格好良すぎ」とほめちぎっています。
ツイートの最後で「0歳児でも4キロぐらいはあるからベランダから投げ渡したのを受…」受け止めたことは凄い、素晴らしいと称賛しているのを感じ取れます。
この住宅火災へのツイッターの声
おじいちゃんとおばあちゃんが亡くなったことへのいたたまれない気持ちを述べています。
火災の住宅から100メートル離れたお宅では煙が流れて来て全員起きたそうです。
延焼を心配されています。
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