いよいよ新年度が始まりますね。
ところで「1年の計は元旦にあり」とばかり立てた新年の目標や計画ははどうなったのでしょう?
憶えていますか?私は明確に憶えているとは言い難い状況になっています。これでは目標達成は無理ですね。
年初の決意が3日しか(3日も)続かないのはなぜか、考えてみたいと思います。
心の中に潜むもの
今年の始めに立てた目標や計画は何だったでしょう?
それを立てる時、本当にやりたい、達成したいと思って立てたかを自分に問うてみることで、目標や計画が挫折した原因が分かりそうです。
今、やれていないのなら、「やりたくない」という気持ちが心の中に隠れているのかも知れません。
「夕食後にやろう」
「このテレビを見終わったらやろう」
「今日は疲れたので、明日やろう」
「今週は忙しいので来週月曜日からやろう」
「キリがいいので来月初めからやろう」
このようにいろいろと出てくるのは、「今はやりたくない」という拒否する気持ちの表れです。
「来月からタバコをやめる」が来年からになり、一生吸い続けることになります。
「現状を変えたくない」と思っているのです。
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自分を追い込む
要するに立てた目標や計画の優先順位が低いのですね。
そんなに重要なことではないのです。
これでは前に進みません。
本当に好きなこと、本当に重要なことなら、食事をしながらでもやることでしょう。
但し、目標を立てる時は少なくとも一応は重要でやりたいと思って立てるわけです。
最初からやりたくないことを達成しようとはしません。
けれども、その時点では重要度についての掘り下げが不十分で、それがどれほど重要かは自分ではわからないことが往々にしてあるものです。
ここで立ち止まって、目標を達成したらどんな未来が待っているか、を想像してみます。
それだけではなくて、達成しなかったらどんな未来が待っているかも想像します。
達成しない時の悲惨な未来にだけはなりたくないと思えば、必死に取り組んで達成しようと努力することでしょう。
達成しなくてもあまり困らなければ、その目標はそれほど重要なものではないということになります。
時間と労力の無駄なので、さっさと捨て去りましょう。
私は今、こんなやり方でやっています。
外圧をうまく利用して、自分を切羽詰まった状態に追い込むのです。
人と約束する、締め切り日を他人から決めてもらうなどで弱い自分を補っています。
やるのは今、スモールステップで!
やると決めれば前に進めるとは限りません。
やると決めてもなかなか動き出せないことが往々にしてあるものです。
行動が伴わなければ目標達成は永久にできません。
その行動し始める閾(しきい)が高いのです。
その原因は、初めから大きな一歩を踏み出そうとするからです。
目標達成までのプロセスを小分けして、小さな一歩を踏み出す。
それも、まさに今から!
最初は「1分だけやってみよう」「2分だけやってみよう」と始めるといつの間にか30分も1時間も続けてしまったという経験が何度もあります。
1分や2分なら簡単と思いませんか?
小さなステップを1分だけと思ってやり始めるのがコツです。
試したらきっとその効果に驚くと思います。