遠くへ出かけた時、その土地の地図があれば、とても助かります。
今やスマホやタブレットで容易に地図を見れる時代ですが、行った先がはたしてインターネットが使える環境かわからない場合があります。
あるいは、契約している月の通信量に余裕がない場合などは、インターネット接続をあまり使いたくありません。
海外に出掛ける時などは特にそうですね。
そんな時に便利なのが、自宅などのWiFiが使える環境で予め行先の地図をGoogleマップ(Google Maps)を使ってダウンロードしておく方法です。
行き先でインターネットにつながらなくても、すでに保存済みの現地の地図(Googleオフラインマップ)をスマホやタブレットで確認することができます。
Googleマップのオフライン機能
メリットとデメリット
Googleオフラインマップのメリット
ネットにつながっていなくてもダウンロードした地図で車による経路を調べることができます。
これって凄いことですね!
Googleオフラインマップのデメリット
2019年4月時点で残念ながら日本を含め韓国、台湾など一部の国々ではGoogleマップによるダウンロード機能は使えません( ノД`)シクシク…
下図は京都市内の地図をオフラインマップとして保存しようとしたのですが、「このエリアではオフラインマップ不可」のメッセージが表示されました。
オフラインマップについての朗報!
しかし期待してください。
数カ月後には使えるように改造中との情報があります。
ここでは、現時点で海外で利用したい人のために、そしてあと数カ月で国内でも使えることを期待して、Googleオフラインマップのダウンロードと見方を説明します。
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スマホやタブレットでオフラインマップを使用する
地図をダウンロードして保存する
1.スマホまたは タブレットで Google マップ アプリ からGoogle マップ を開きます。
2.インターネットに接続している状態で Google マップにログインします。
3.場所を検索します(例: パリ)。
ここでは「ホノルルのワイキキ」を検索窓に入れて地図を検索します。
4.表示された地図の画面の上部の検索窓の左側にある「三」マークをタップして、開いたメニューの中の「オフラインマップ」をタップします。
5.「オフラインマップ」画面で「オフラインマップのダウンロード」にある「自分の地図」をタップします。
6.「地図をダウンロード?」の画面が開き、選んだ地図が表示されます。
右下の「ダウンロード」をタップすると、ダウンロードが開始されます。
7.ダウンロードが終了すると、オフラインマップの画面でダウンロードした地図のリストが表示されます。
地図の名前を変更する
1.リストの中から対象の地図をタップして、その地図の画面を開きます。
ここでは「地図2」になります。
2.画面右上の「ペン」マークをタップします。
「オフラインマップ名の変更」画面が開きますので、分かりやすい名前を入力してその下の「保存」、あるいは入力キーボードの「完了」をタップします。
ここでは「ワイキキ」を記入しました。
「オフラインマップ」画面のリストの「地図2」がなくなり、「ワイキキ」に変わっています。
オフラインマップを確認する
スマホやタブレットがWi-Fiや携帯の電波でつながっている状態では、表示された地図がオフラインかどうか見分けにくいので、機内モードにしてから確認します。
1.スマホやタブレットの「設定」アイコン(歯車マーク)で機内モードに切り替えます。
2.「Googleマップ」で先ほど変更した地図の名前を検索窓に入力します。
無事対象の地図が表示されれば、「オフラインマップ」として保存されていることになります。
ここでは「ワイキキ」で検索してワイキキの地図が表示されています。
実際に現地に行って「オフラインマップ」を見る場合は、「Googleマップ」を開いて、保存した地図の名前を検索して、対象の地図を表示させます。
海外(一部の国々を除く)に行く予定のある方はGoogleマップのダウンロード機能を是非活用して下さい。
そうでない方も、数カ月後に国内で使えるようになったらこの記事を思い出して、出掛ける時に役立たせてください。