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G20大阪サミットでテーマの大阪トラックとは何?なぜ必要なの?

G20大阪サミットの初日に議論されたテーマ、大阪トラックとは何でしょう?

6月28、29日の2日間、主要国が大阪に集い、世界が直面するテーマを議論しましたが、その最初に取り上げられたのが大阪トラックです。

集まった世界の首脳たちが揃ってトラックを走り回ることでもなければ、トラックを使った物資の輸送について話し合うことでもありません。

大阪トラックの意味意義について調べてみました。

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大阪トラックとは?

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今回のG20での大阪トラックの「トラック」は「道、道すじ」という意味です。

では何についてのトラック、つまり道すじなのでしょう?

議長国日本の安倍首相は

「プライバシーやセキュリティーを保護しながら、国境を越えたデータの自由な流通を確保するための国際的なルールづくりを、スピード感を持って進めてまいります。」

(ヤフーニュースより)

と宣言しました。

つまり第四次産業革命と言われるビッグデータやAIの中で、データ部分に焦点を当ててその扱いについての国際的ルール作りを進める道すじについて議論され宣言されたということです。

その前提としては

「プライバシーやセキュリティの保護」

に十分留意するということです。

余談ですが、実際に大阪市平野区に「大阪トラック」という社名の運送会社があるそうです。

なぜ大阪トラックが必要なの?

「えーっ、データの扱いについてプライバシーやセキュリティの保護はすでに義務付けられているのでは?」

と思われるかもしれません。

時折どこどこの企業や組織で顧客データが流出したと大問題になり、対応に追われるニュースを見聞きするからです。

個人の情報を保護する法律は日本や欧州ではすでに制定されています。

しかし、世界的にみるとまだまだ未整備の状態なのです。

上記の安倍首相の大阪トラックに関する宣言からわかることは、まず

「国境を越えたデータの自由な流通を確保するための国際的なルール」

が現在ないということです。

そして

「スピード感を持って進める」

ということは国際的に喫緊の課題であり、早急に整備する必要があることを意味しています。

実際、アメリカでさえルールの明確化がいきわたっていません。

中国に至っては「「国境を越えたデータの自由な流通を確保」どころか自由な流通を制限しています。

現在ビッグデータを集めて経済活動に利用しまくっているGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)の米国勢に対し、台頭著しいBATH(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)の中国勢があります。

私たちから吸い上げたデータは企業や国家に集められ、製品開発や各種施策に生かされています。

スマホやアップルウォッチからの歩数計や心拍数などの健康データは企業に送られて製品開発などビジネスに活用されるのです。

これらの企業が個人のプライバシーやセキュリティに関係なく自分たちの利益最優先でデータを使ったら恐ろしいことになり、健全な経済成長や私たちの幸せにはつながらないでしょう。

これらのことから健全なデータの流通と活用についてのルール整備は今まさに急いで取り組むべき課題といえます。

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さいごに

宣言だけで終わってしまうことのないように、この後どのように国際的ルール作りが進められていくのかを見守りたいと思います。

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